1990年前後より、肥満・高血糖・血圧高値・脂質異常などがかさなっている人たちに特に多くみられることに「心血管病」を引き起こしていることが問題となりました。肥満を中心として、さらに複数の危険因子が重なった病態として、「シンドロームX」や「死の四重奏」「内臓脂肪症候群」など、一連の症候群が動脈硬化などを引き起こしていることが分かりました。そしてWHO(世界保健機構)が、『メタボリックシンドローム』という共通語とする名前をつけて病態をひとまとめにすることとなりました。そうしてLDLコレステロールが高いことと、メタボリックシンドロームとは、まったく並行して動脈硬化を引き起こす存在であると認識するようになりました。LDLコレステロールはコントロールしやすくなってきましたが、メタボリックシンドロームは未だに解明されていない部分も多く、また生活習慣病に根ざしたものであることからも、改善することはなかなか難しい状況でもあります。
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メタボリックシンドロームの解明へ
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