アディポサイエンスという学問的進歩があったことによって、最近ではメタボリックシンドロームが非常に注目されるようになりました。これは脂肪細胞の研究が進んだ結果だと言えます。LDLコレステロールも、受け皿になるLDL受容体というタンパク質が発見されたのをきっかけに広く知れ渡るようになりました。それと同じように、メタボリックシンドロームも長年の研究成果が実ったことにより、脂肪組織、特に内臓脂肪から分泌される一つ一つの分子、生理活性物質の影響が解明されるようになってきました。つまり内臓脂肪が貯まることによって、生理活性物質が分泌し過ぎ、血圧や血糖を高くして血管内皮を傷つけたり、反対に抗動脈硬化作用を発揮する「アディポネクチン」などの存在が明らかになりました。これら素晴らしい科学的発見が力となって、細胞生物学的なレベルにおいて共通の認識となって、世界においても腹部肥満がとても重要であるとされました。
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アディポサイトカインとは
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