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高血圧の常識はウソばかり (朝日新書 (086))

高血圧の常識はウソばかり (朝日新書 (086))
桑島 巌
高血圧の常識はウソばかり (朝日新書 (086))
定価: ¥ 756
販売価格: ¥ 756
人気ランキング: 11259位
おすすめ度:
発売日: 2007-12-13
発売元: 朝日新聞社
発送可能時期: 在庫あり。
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高血圧の常識はウソばかり (朝日新書 (086))について友人が話していたのを聞いて、早速私も読んでみました。読めば読むほどに驚きの連続でした。

読んでいなければ、もしかしてずっと知らないままでいたかもしれません。本当にビックリしたというのが本音です。読むほどにこの世界に対する正しい理解や新しい情報を得られることができました。

私が高血圧の常識はウソばかり (朝日新書 (086))オススメしている理由がここにあります。高血圧の常識はウソばかり (朝日新書 (086))を読まないままでいると、絶対に損しちゃいますよ。
誤った情報を持たれる前に、一度こちらを読まれることを是非オススメしたいと思います。

高血圧に対応するには、多くの邪説に惑わされずに、まっとうな対策をとっていくしかありません
大規模臨床試験により、「血圧は高ければ高いほど血管病の疾病率や死亡率が高くなるp.81」「血圧が下がりすぎていても危険ではないp.76」「上の血圧の値から下の血圧値を引いた数字を「脈圧」p.81」というが「脈圧が大きいと、確実に血管病になる率も高くなるp.92」といった今でも多くの人が認識している常識とは異なる実態が明らかになっている。また、健康診断の時に血圧が正常でも職場では高血圧な「職場高血圧」の人がかなりの割合でいる等健康診断で血圧が正常値でも安心してはいけない事情がある。また、血圧を低くするには「速歩きや自転車、水泳などの全身の筋肉を動かす運動p.202」が良い。「運動はストレスの発散につながります。また、運動をすることで体脂肪が減り、これが血圧を低くすることにつながりますp.199」また、「1日にとる塩分の量は6グラム以下とすることp.206」「カリウムが比較的多く含まれているリンゴやミカンなどを摂るp.212」ことが必要だが、「水の飲みすぎは高血圧によくないp.210」。血圧と疾病の関係を科学的実証に基づき丁寧に説明しつつ、高血圧の治療には、きちんと薬を飲んで地道な食事・運動療法をするしかないと説く。地味でまっとうな主張だが、医学界のボス支配体質、医療を歪める薬品会社の利益主義、楽に高血圧を治療・予防したい患者の期待におもねる一部の医者などに対して、まっとうな医療が振り回されがちなことを著者は怒っている。高血圧の治療・予防には、まっとうな方法しか対策が無いということを真摯に語る著者には非常に好感が持てる。おススメ。

血圧の正しい知識を今の内に再確認しておいた方が良い。
読みやすく、理解しやすく、知るべき常識と知識の整理に最適な書だ。幸いなことに私は早朝・就寝前の毎日の自宅測定で、至適血圧の範囲(収縮期120mmHg未満、拡張期80mmHg未満)にあるが、高血圧の怖さは早めに知っておくべきと思った。特に怖いのが「職場高血圧」つまり「仮面高血圧」であり詳細に書かれている。因みにサラリーマンの3割はこれだ。本書では、高血圧から起こる脳、心臓、腎臓の病気の概要、血圧の仕組み、高血圧の現在の常識(過去の誤り)、降圧薬、カロリー・塩分・水の摂取注意、高血圧老人の血圧が下がる脳貧血の怖さ(風呂での低血圧状態、起立性低血圧の眩暈・立ち眩み、食後の低血圧状態、排尿後の脳貧血など)が具体的に理解しやすく書かれており良心的な書である。各章の最後には「まとめ」があり重要事項が再確認できる。
私の備忘録として書いておくが、三大死因は悪性新生物・心臓病・脳卒中だ。血管病と言われるのは心臓病・脳卒中・腎臓病だ。「脳卒中」とは脳出血と脳梗塞だ。脳梗塞は更に脳血栓・脳塞栓だ。一方で「心臓病」とは狭心症・急性心筋梗塞・心臓肥大だ。「腎臓病」とは腎硬化症から腎不全と尿毒症そして人工透析になる。また大動脈瘤と閉塞性動脈硬化症がある。これだけ整理し押えておくだけでも価値がある。著者はメタボ症候群の基準の中で最重要かつ唯一の危険因子は「血圧」と言う。それだけに症状がなくとも要注意だ。またメタボ基準に「喫煙」要素がないのが不思議でしょうがないと言う。たばこは昨年8月以来吸っていない。本書を読めば余計吸う気にはならない。

高血圧治療のホント
 高血圧患者は2000万人を超えるという。診察室では常に血圧が測られ、それが殆ど唯一の診察技であったりもするが血圧ほど身近な数値で、かつわかりにくい数値も無いだろう。全く健康な人でも血圧計のトリコになっている人は多い。この本を読めば血圧治療の歴史的(といってもほんの10?20年ほど前までの常識)な変遷、それがいかに非科学的、権威主義的、最近では商業主義的であるかが物語風に語られ一気に読める。今からたった8年前に出された日本高血圧学会の2000年版治療ガイドラインは年齢別に降圧目標を変えるという「日本の常識は世界の非常識」の最たるものであったが著者はその論客であった。企業に都合のよいエイデンスばかりに振り回される昨今の風潮に一石を投じる書でもある。

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